俣彦の身の丈

テーマを特に設けず綴っていこうと思います。

統一球と……

東日本の大震災がありました2011年。日本のプロ野球で導入されたものと言えば

 

「統一球」。

統一球と言うよりは「飛ばないボール」として認識されましたメジャー仕様のボールに合わせてプロ野球の公式戦で使われましたこのボール。一応反発係数なる基準値が設けられたのでありましたが、最初のロットは基準を更に下回る低反発なモノが流通。次のロットは基準を上回るモノが出回るなど大混乱となってしまいまして、特に低反発が出回りました2011年にパフォーマンスを落とす打者が続出。投手は投手で飛ばないボールの成績が基準点となってしまったため、その後の出来高払いなどで不利な状況に追い込まれる。

(……これが消費者に流通する品物でありましたら全面回収となっていたのだろうな。と……。)

もっともボールを製作したほうは製作したほうで

「……なんでわざわざ質の悪いものを作らなければいけないんだよ!!」

のジレンマの中での作業であったと思われます。

誰も幸せになることの無いまま頓挫を迎えたのが統一球でありましたが、その統一球と

(……なんとなく似ているな……)

と感じているものがありまして。それは何かと言いますと

ゆるキャラ

熊本に居るキャラまで行ってしまえば良いのでありますが、細かくいろいろなところの隅をほじくっていきますと

(……結構いますよ。)

(……一生陽の目を見ることが無いようなキャラクターが……。)

たぶんでありますが

(……デザインされるかたは、きちんとしたものを創ろうと思えば創ることの出来るかただと思われるのでありますが……。)

正直

(……なんでこんなのが?)

と言うモノを目にすることがあります。勿論

(……ここで具体名を記すことはありませんが。)