俣彦の身の丈

テーマを特に設けず綴っていこうと思います。

守備側は……

広島の菊池選手のオーバーランについての報道に接し、

改めて野球の規則を見返してみましたところ 

打者が一塁ベースを駆け抜ける時、よく

「一塁線より内側を走るとタッチプレーになりますので、外側を駆け抜けなさい。」

と教えられたのでありましたが、ルールを見ますと

「内側を走ろうが、外側を走ろうが、線の上を走ろうが、それが原因でタッチプレーになることはありません。」

とのこと。

つまり一塁手を避けることにより、菊池選手が一塁線の内側を走ることになったこと自体、タッチプレーになることは無く、菊池選手は「セーフ」となる。

のでありましたが、

ではなぜ菊池選手は「アウト」になってしまったのか?

と言いますと

「二塁に向かう意思があったか否か?」

これは線の内側、ラインの上、外側に関係なく。

でありまして、映像を見まして、もし自分が審判であった場合。どう判断するか?

となりますと

(……菊池選手が急いでベースに戻ろうとしている。)

と言うことは

(……菊池選手の中で、二塁に向かおうとしていたから急いで一塁に帰塁しようとしているのだから……。)

(……アウト……。)

(……になってしまうのだろうな……。)

何食わぬ顔で居てくれていたら

「セーフ」

とジャッジすることが出来たのでありましたが、

(……戻ろうとしているからな……。)

これは今回の事例なのでありますが、

改めて様々な映像が集められた動画を拝見して思ったことなのでありますが、

(……みんな二塁へ向かう意思を示していますよね……。本能的に……。)

と言うことは守備側は

ホームラン後のベースの踏み忘れ同様

(……アピールプレーをすることが大事。)

損になることはありませんので……。